語るに落ちた原子力発電、だが彼らはゾンビとして生き永らえる
20代の後半、私が北鎌倉に住み始めた頃、横須賀線のホームの最後列にある金網に、奇妙な看板が立っているのを目にしました。「ここから降りてはいけません」。
そこで、「ははーん」と合点がいったのです。つまり、ここから降りる人が結構いる!
たしかに、北鎌倉駅のホームは1直線で、地の果てまでも続きそうに長い。そして、何と!出口が最前列だけにしかないために、大船寄りに家のある人は、いったん円覚寺の門前近くまで歩いていって、そこから遠路?はるばる戻ってこなければならないのです。遅い時間に帰るような人には、冬の寒い日や雨の日などは、どう考えても辛く時間のムダと思うのが人情。まさに、この「出てはいけません」は、「語るに落ちる」言葉で、「ここから出られます」「ここから出ます」の裏返しなのです。
同じように、「語るに落ちる」ショールームがあったのです。それは、銀座の松坂屋裏にあるTEPCO銀座館。いまは、(恐らく3・11以降でしょう)閉館になっていますが、東京電力の「プルサーマル計画」を紹介するショールームでした。「プルサーマル計画」とは、一言で言うならばプルトニウムとウランを活用した原子力発電で、これがどれほど私たちの将来にすばらしいことかを、特に子どもたちを対象にヴィジュアル化したショールームになっていたのです。
ここを通りすがりに偶然に訪れ、初めて展示を見た時、「これはクサい!」と感じたのです。「原子力はすばらしい!」「プルサーマル計画はすばらしい!」と見せられれば見せられるほど、原子力発電への危険度を感じ危惧感を抱いたのは、おそらく私だけではないはず。ここまで「原子力は安全」だとか「原子力はすばらしい」と、「21世紀は原子力が当たり前」と子どものうちから洗脳しようとする意図が露骨であればあるほど、「これは絶対に安全でない」「恐ろしい裏がある」ことを、大いに語ることになっていたからです。
つまり、この「プルサーマル計画」のキーワードであるプルトニウムとかウランとかいう物質は、もうおわかりのように北朝鮮の核開発でおなじみの単語で、つまり、日本が将来「原子力開発の先で何をしたいのか」、国策の暗黙の計画も間違いなく透けて見えたのです。だから、原子力開発は平和利用を旗印に今後もやめないし、裏の国策としてもやめられないのです。
最近では、除染作業もままならない現状にありながら、いままた原子力発電の旗振り役だった経済産業省は、本来なら原子力発電推進者として被告席に座るべき御用識者を、またまた再生可能エネルギーの第3者委員会のメンバーとして選び、再生可能エネルギー潰しをしようとしています。第3者委員会という名の「八百長芝居」で、原子力発電以外の新エネルギーの算入を阻む「邪魔者潰し」を謀っているのが実情です。
原子力発電と表裏の関係にある原子力開発は、つねに平和利用を表舞台に、そして裏の核開発を隠しながら進む、21世紀の地球上のモンスターなのです。日本の電力会社が事実隠しやヤラセを含め、何を言われても平然としているのは、彼らは自分たち自身が「時代のゾンビ」であることをひそかに知っているからでしょう。世間にいくら叩かれても踏まれても、巷が送電分離などと叫んでも、いまの政治家を政治資金で子飼いにし、官僚を天下らせて恩を売る電力会社は、絶対に死なない「核を握ったゾンビ」として、「本当は俺たちが日本を動かしているのだ」と、これからも日本の国を牛耳っていくに違いありません。この
ゾンビを、国民として今後どのように扱っていくのか、私たちの将来の選択が迫られているのです。
もう、何十年も経って時効でしょうからお話します。
まだまだ余韻が残っていますね、アジアカップで日本が優勝した話。楽しいことや明るい話題が少ない今日この頃、誰もが手放しで喜べるのは、やはりスポーツです。もう連日、TVでも詳細を報道し、選手の話や監督の話、良い話ばかりなのにはマスコミも現金なもんだなあと思わざるを得ませんが、まあ暗い話や批判・評論ばかりに飽き飽きした国民には、一服の清涼剤であることは間違いありません。
「他山の石」という言葉があります。他のつまらないことでも自分を磨く参考になるというたとえです。そこで、若いビジネスマンの方々にビジネス研究課題をひとつ。設問「民主党という組織は、そう遠くない将来に自己崩壊するが、それはなぜか」
車を運転する方、ガソリンの価格がなかなか下がらないので困っていますよね。セルフで給油している方も多のでしょうが、私は窓拭きやゴミ出し、中拭きタオルの提供などに頼り、車内にいて済む不精な選択をしています。
私が子どもの頃は、梅雨が明けたとたんに待ってましたとばかり、「ジージ―ジ― ジリジリジリジリ」とか「ミ―ンミンミンミー」と、いっせいにセミが鳴き出して夏が来ました。捕れるセミで圧倒的に多かったのは羽根が茶で体が黒と白のアブラゼミ、次に羽根が透明で体が緑っぽいミンミンゼミ、そして夏も盛りを過ぎた頃、「オーシンツクツク オーシンツクツク フイーオーフイーオー」と鳴くのがツクツクホウシ(オーシンツクツク)、「チッチッチーニージージィージィー」と鳴くのがニイニイゼミ、そして「カナカナカナカナ」と夕方時になると物悲しく鳴いて、「夏休みもそろそろ終わりだよ」と告げるのがヒグラシ、こんなところが東京の麹町で育った私の思い出です。
私の住む鎌倉では、セミがまるで夏が過ぎるのを惜しむように、朝から夜まで盛んに鳴いています。そして朝晩の気持ちいい風が、季節が確実に秋に向かっているのを感じさせます。
久しぶりに日本中が沸きかえり、悔しいけど、誰もがすがすがしい気持ちになることができました。FIFAワールドカップ・日本代表のことです。
東京駅が改修復元中です。大正3年に当代の名声高き辰野金吾が建築した当時の建物に、より近づけた新東京駅に復元されるとのこと。いま丸の内側は、この工事のために、あちこちが高い塀で仕切られ、駅舎の屋根もネットをかぶって解体の最中です。
バンクーバーオリンピックが終わりました。皆さんは何が最も印象に残りましたか。

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